苔盆栽の育て方について

苔盆栽は非常に可愛らしくておしゃれで、若い女性からも評判となっています。

それでは、苔の育て方やメンテナンスの方法を簡単に解説します。

意外と「苔」は室内での生育が困難です。もともと苔は順応性が高い草木です。

自然界の中で成長苔は、いろんな状況においても、空気内部に有している水分を吸う等して、自らの動力で生存していけるのです。

その為、室内で苔盆栽を育てる時は、水を絶やさないように気をつけましょう。

しかし、日陰のじめじめした生活状態が有効なのではなく、日光も必要不可欠なので、日光浴をたまにさせる事も大切です。

しかし、直射日光は禁止です。室内であればは、カーテン越しの窓際しかし効果があなでしょう。

また、風が直接あたる位置も回避して、常温で育てれば大丈夫です。

よくある事ですが、買い求めしてからしばらくしていると、苔が白っぽくなってきたり茶色になってきたりしている事があります。

しかし、乾燥によって色変わりしてしまっても、しぼんでいるのみで、枯れてしまっている原因ではない事も少なくないのです。

グリーンが部分的に残っているところは、またそこから繁殖してきたり、しぼんだ状態からリカバリーしたりします。

外観が悪い時は、変色したパートのみピンセットを利用して抜くと有効です。

苔は順応性が非常に高いので、状態変動に適応できるまで、萎縮する等してその場を乗り切ろうとする性質があります。

全身体的に茶色くなって、カサカサに乾燥しきってしまったら、遺憾ですがリカバリーしませんが、

リカバリーの前触れがある時は、ゆっくりと生長しているまでお世話をしてあげれば、元気をもう一度取り戻す事もあります。

苔の成長スパンは春と秋だから、その変動を見守るのも苔盆栽の楽しみなのです。