「落葉樹」の特徴について

もみじやハゼノキ等の盆栽は、秋になると紅葉をエンジョイする事ができます。

こんな木は、紅葉の時期が終わると、葉っぱがおのずとと落ちていくのがメリットです。

このように、ある時期になると葉っぱが落ちる樹木は「落葉樹」と呼ばれています。

しかし、盆栽ビギナーにとって、秋や冬を初めて迎える落葉樹を育てていると、突然葉っぱが茶色くなってきて、

そのうちに落ちてしまうと、「樹木が枯れてしまったのかな?」「病気になってしまったのかな?」と自信がなくなるかもしれません。

害虫が発生していた等、夏期にトラブルがあった場合は、とくに不安になってしまうでしょう。

ビギナーのなかには、樹木が生きているのか枯れているのか、判断できない人もいると考えます。

そこで、容易に判別られる方のやり方をガイドします。

手で葉っぱを触ってみて、カサカサと乾燥していたら、それは水分が失くなり枯れてしまっている葉っぱです。

茶色っぽくなっていても、触ってみるとみずみずしさが残っているものは、紅葉しておのずとと落ちていく葉だから不安いりません。

葉っぱがすべて落ちてから、枝のみになった状態の見分け方は、少し枝の先を曲げてみて柔軟に曲がれば、

枝には水分が含まれており生育ている証拠です。枯れている時は、しなやかに曲がらずポキッと折れてしまいます。

落葉樹の盆栽は、ウインターの時期は休眠時期となり、葉っぱが落ちて少し寂しげな感じになってしまいますが、

これは、春が訪れたら、再び美しい外観を魅せてくれる為の準備だからです。

枝のみの状態でもし大事に育ててあげてください。